富士チャレンジ200
長文です。
覚悟して、読んでください。
前日の台風は車を運転するのも大変でしたが、
レース当日の家を出る頃には雨もやんで、星が出ていました。
家を出発したのは午前３：００。
tangoさんを拾い、レース会場である御殿場の富士スピードウェイに６：００前に到着。
王子はすでに駐車場に車を止め、準備をしているようでした。
スタートが９：００なので、のんびり準備。
今回のチップは背中のゼッケンにセンサーを両面テープで引っ付けていました。
マラソンようなのでしょうか？？
それにしても自転車に取り付けなくていいのはすごいラク。
これが主流になればいいのに。
まだ多少路面が濡れているものの、太陽がばっちり照っているので、すぐに乾くでしょう。
風もなく、コンディションは最高。
ただ日陰では寒く、オープンニングセレモニーがあるそうなので、
待ち時間に体が冷えるとイヤなので、ウエアは七分袖のインナーを着ることに。
あとは半袖の上ジャージに、短パンのレーパンで出走。
今日は４４周も走るので、試走は１周のみ。
後はゆっくりストレッチして、ウォームアップオイルを塗る。
セキヤで購入↓。
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気分的なものかもしれないけど、なんとなく最近レース前にストレッチをしてから使っている。
それでも最近のレースでは立て続けに後半足が攣っているので、
今回はドリンクに塩を入れてみることに。
塩分を補給すると足が攣りにくくなるらしいということで、
家にあった食卓用の塩をこっそり持ってきました。
どれくらい入れれば良いかもわからないので、適当にアクエリアスに入れて溶かす。
飲んでみて多少しょっぱいくらいまで入れました。
ボトルは２本で行くので、１本は普通のアクエリアスで、もう１本は塩入アクエリアス。
結果としては、塩入アクエリアスは（たぶん）成功。
足が攣ることはなかった。
ダンシングしている際に多少ピキッときたが、いつもに比べると全然。
いつもより前半のペースを抑えたせいで攣らなかったのかもしれないけど。
塩タブレットがあるらしいので、次回はそっちを利用するかも。
ドリンクがまずいのは結構ツライので。＾＾；
ピットイン時のボトルにはアクエリアスを水で薄めたものを用意しておきました。
長時間で長距離を乗っていると、アクエリアスでも味が濃く感じるようになって、
水が飲みたくなった経験があるので。
こちらも大成功。
やはり後半アクエリアスでは味が濃く感じるようになった。
ピットインの際には水を飲んだし。
補給は今回はカーボショッツ。
４種類（バナナ、レモンライム、バニラ、ワイルドベリー）を試すことに。
自分に合う味を探すため。
ピットインの時にパワージェルの梅を試しました。
これで今まで試したジェル系のエネルギーは
・カーボショッツ（バナナ）
・カーボショッツ（レモンライム）
・カーボショッツ（バニラ）
・カーボショッツ（ワイルドベリー）
・パワージェル（トロピカルフルーツ）
・パワージェル（ストロベリー）
・パワージェル（レモンライム）
・パワージェル（梅）
この中ではカーボショッツ（ワイルドベリー）が一番良かった。
パワージェルではストロベリーと同じ系統が好みようだ。
梅は味を変えたい時に少量飲むにはいいかも。
パワージェルの方が濃度が濃いので、カーボショッツの方が食べ？飲みやすかった。
まだあと３種類、試さないと。
レース中に飲むと、どれがどの味だったかわからなくなるんだけど・・・＾＾；
・カーボショッツ（コーラ）
・パワージェル（グリーンアップル）
・トップテン
で、いよいよレースへ。
ようやく＾＾；
３人近い場所で比較的前の方に陣取る事ができた。
それでも１００人以上は前にいたが。
まあ２５００人近くが参加するレースなので、しょうがない。
１のようにランプで「プ、プ、プーン」とスタートの合図。
が、人数が多いので、しばらく動けない。
１０秒くらい経っても動かないので、とりあえずメーターのスタートボタンだけ押しておいた。
１５〜２０秒くらい経って、ようやく自分達のまわりが動き始めた。
最初の１周はローリングスタート。
１周目。
第一コーナーを曲がって、下りに入ると、すでにトップは坂を下り終えている。
その差３００〜５００ｍ。
こりゃあトップ集団に入るのは無理だ。と早々に諦める。
まあローリングスタートなので、集団の中の流れに乗って走る。
早々に諦めたおかげか周りもそれほどピリピリしていないので、
前回の１５０ｋｍの時よりはローリングスタートは走りやすかった。
2〜20周目。
特に展開はなし。
ホームストレートの平地区間、下り区間は集団が形成されるが、
上り区間に入ると上りの速度が違うためか、集団がすぐにバラける。
今回は特に無理をせずに走っている感じ。
でも心拍は１９０くらい。
下りの最高速は６５ｋｍ／ｈくらい。
それでも下りは周りの人の方が速い。
下り区間でガンガン抜かれてしまいます。
覚えている印象では７５ｋｍすぎくらいで少し疲れが出て、上りのペースが落ちる。
ラップタイムを見直すとやはり１７周目くらいから、８分近くのペースになっている。
それまでは７分１０秒くらいのペース。
21周目。
tangoさんを発見。
集団で走っているわけでもないので、少ししゃべりながら一緒に走る。
ここら辺りで８分３０秒くらいのペースに。
tangoさんも７５ｋｍくらいで足にきた模様。
１周くらい一緒に走り、少し休んでから、また１人で走り出す。
22周目。
上り坂を上りきったあたりで王子を発見。
王子、すでにフラフラ。
ピットにも１回入ったらしい。
しかしまだ目は死んでいない。
前回の失敗を繰り返さない覚悟があるのだろう。
王子を後に残して、更に進む。
１００ｋｍ通過タイムは手元の時計で２：４０：１３。
まあまあ。
前回足が攣らなければ２：４５：００くらいだったので、
コースが簡単になったことを考えるとペースも抑えているのでこんなものでしょう。
23〜30周目。
上り坂でダンシングができないようになる。
軽いギア＋シッティングで上ろうとすると、ペースがかなり落ちてしまっている。
沖縄の１３０ｋｍを目安にピットインすることに。
自転車を転がし、まずはトイレに直行。
ヘルメット、グローブ、サングラスを外し、顔を洗う。
気持ちいいーーー。
かなり暑かったので、インナーを脱ぐ。
胸とお腹を締め付けていた圧迫感もなくなり涼しくなり、かなり快適度がＵＰ。
水をガブ飲み。
バナナを１本ほおばり、パワージェル（梅）を補給。
塩入アクエリアスがしょっぱいので、水で薄める。
そしてバタバタしながらピットアウト。
ピット時間は７分くらい。
31〜33周目。
ひらすらガマンの単独走行。
34〜37周目。
福島晋一選手がいる列車が後ろから高速で通過。
ここで福島列車に迷わず飛び乗る。
綺麗な２列で２０人くらいの列車である。
結構ペースが速い。
上りでも右端を２列のままガンガン上っていく。
１周７分２０秒くらいのペース。
前半なら軽くついて行けたこのペースが１５０ｋｍ走った後ではツライ。
しかもここで無理をして、残り５０ｋｍ走りきれるのだろうか？？？
毎周、この１周だけついて行こうと決め、意地でついていく。
列車に乗って、３０分。４周目の上りでついに力尽きる。。。
38周目。
単独走行。
ギリギリのところで８分３０秒くらいで走りきる。
39〜42周目。
ここで福島列車より少しペースの遅いＴＲＥＫの招待選手がひく列車が通過。
もう足は売り切れだったが、ここでも列車のお尻に飛びつくーー。
こちらの列車は完全にＴＲＥＫの招待選手が１人でひく列車。
ペースは１周８分。
しかもペースが手頃なのか、２、３周走って後ろを振り返ると３０人を越える大集団に。
ここで徐々に回復。
42周目を終わる頃には３番手まで上がってしまっていた。
ここでＴＲＥＫの選手が休憩のために、謝りながらピットへ。
これだけひいてもらって、こっちが謝りたいくらいなのですが。
ただポジション的に自然に先頭に。
ひょえーーーーー。
ホームストレートをこんな大集団を引くはめに。
僕には無理っす。
ホームストレートの後半、半分を引いたくらいで、後ろから速い人はどんどん抜いて行きなさる。
ホームストレートが終わる頃には大集団は壊滅状態。
43、44周目。
後は死に物狂いで、走る。
ほとんど単独。
２００ｋｍのゼッケンをつけて、今同じくらいのペースで走ってる人はおそらく同じ周回のはず。
ちょっとでも抜いて、前へ。
前へ。
前後に誰もいない状態で、ゴール。
とりあえず出し切りました。
５時間４５分はきれなかったです。
後半１００ｋｍは２：５９：０２。
前半に比べて１９分のペースダウン。
フラフラの状態でとりあえず周回の確認へ。
４４周に足りていないとツラすぎるので。＾＾；
ちゃんと４４周、走っていました。
ゴール後は顔を洗い、着替えをすませ、横になっていました。
tangoさん、王子も無事に完走。
自転車を始めた２００５年のタイムが６：４８：５７。
今年のタイムは５：４６：２８。
２年間で１時間以上タイムを縮めたことになります。
タイムを縮めたことより、
今回はペースがそれほど落ちずに９分台のタイムがないという事の方が良かったです。
２００ｋｍを５時間３０分の目標、１００ｋｍを２時間３０分の目標と、まだまだですが、
とりあえず、今の力ではこんなもんでしょう。
ツールドおきなわに向けて、良い状態を作ることができました。
２月から数え始めて、すでに１１，０００ｋｍ以上、自転車に乗っています。
自転車も７ｋｇを切るものが出来上がりました。
体、自転車、ともに仕上がりに満足しています。
すべてはおきなわのため。
で、帰りに風邪をひいてしまいました。
さいあくーーーーーーーーーーーーー。
早く治さないとー。
