フレンドシップサイクルフェスティバル in 富士スピードウェイ

今日は『フレンドシップサイクルフェスティバル in 富士スピードウェイ』に参加しました。
先週F1の日本GPが行われた富士スピードウェイで。


前日は準備で寝るのが遅くなってしまったので、睡眠時間は3時間弱。
現地に到着したのは5:40。
レーススタートが8:00なので、自分ではかなり早めに着いたつもり。
ピットの近くに車を停めようとしたら。
あれれれ、いつもより車の数が多い。
3年目にして、ついにメジャー大会になってしまったようだ。

早めに到着したので、いつもより念入りにストレッチをする。
150kmという長距離と寝不足からくる足が攣ってしまうという対策で。
ストレッチ後、チームメンバーの王子と試走へ。
軽めに2周くらい走ってアップ。

ここでトラブル発生。
軽量化を重視して着けたPOLARの心拍計が動作しない。
しかもラップ表示がされない。
心拍はあきらめるとしても、ラップ数が出ないのは困る。
33周も走るのに、今何周目かを疲労困憊の中で覚えておくことは不可能に近い。
サドルが高く感じられた。
STIをハンドルの下のほうにつけすぎたせいか、
グローブが新しく慣れていないせいか、
右手の人差し指の付け根の違和感を感じた。

心拍が取れないことに関しては諦めた。
多少は取れているようなので、胸のベルトは着けたままにしておいた。
ラップ数に関しては、常時の表示はできないが、
ラップボタンを押した直後、数秒は表示されていることがわかった。
それでなんとかしよう。

サドルは少し下げ、STIを上げる事はベーテープを巻いているため難しいので、
ハンドルの角度を少し上げた。

スタート30分前、
すでに並び始めているようなので、先頭に並ぶために王子と早めに並びに行く事に。
前には30台くらいの自転車並んであった。
ほとんどが自転車を横に寝かせての場所とり。
他のメンバーは後から後ろに並んだ模様。
並んだ甲斐があって、2列目の右端のスタート位置をキープ。
王子もすぐ後ろに並んでいる。
さらに少し後ろにtangoさんが並んでいるのも確認できた。

いよいよスタート。
1、2周目。
先導車が前を走るローリングスタート
1周目が終わって、電光掲示板の表示を見ると、6分40秒くらい。
予定より少し早いな。
まだ集団が1つでとても大きいので、ペースを緩めて集団から離されるわけにはいかない。
ペースが早くてキツイというよりも集団の中で走ることの方がよっぽど大変。
前後左右に人がいるので身動きがとれない状態で40km/h近くで走っている。
神経を使って、大変だ。

3〜5周目。
1周目からずっと6分40秒くらいのペースだ。
まだ誰も逃げてはいないのは確認できる。
集団もあいかわらずデカイ。
50番目くらいを走っているが、振り返るとまだ後ろにもたくさんの人が・・・
アップ不足だったのか、かなりきつかったが、
王子が前を走っているためにこんなところで脱落はできない。
無理して走る。
中切れも心配だったので、できるだけ前に行きたいのだが、
それも集団が大きすぎて、むずかしい。

人差し指に感じていた違和感だが、スタート直後はマシになっていたが、
30分経過したあたりから、しびれてきた。
シフトアップが行いにくい。

6、7周目。
あいかわらず6分40秒のペース。
ようやく心肺機能が落ち着いてきたのか、集団の速度に慣れてくる。

8〜12周目。
あいかわらず6分40秒のペース。
8周目で、チームメンバーのGIOSさんとkobayさんに遭遇。
この周回あたりから、周回遅れの人を抜くことが多くなる。
大集団まま抜くのは大変だ。
集団を走っている中で突然スピードの違う人が現れるので、急にかわす必要がある。
かわすにしても、周りにも人が多いので。
大集団に囲まれた遅い人も危なくて、いい迷惑だろうが。

このあたりから大集団の人数がポツポツと減ってきた感じ。
40番目くらいを走っているが背後に大きな集団を感じなくなりつつある。
だんだん集団も縦に伸び始めて、先頭が確認できない。
心肺的には余裕がある。

13周目。
どんどん集団のリストラが進み、ついに後ろには誰もいなくなった。
それでも前には30人以上はいる感じ。
集団も縦に1列になっている。
これはまずい状況だ。
集団の一番後ろにいる状態になったので、前の人はギリギリでついていっている感じ。
いつ中切れが起きてもおかしくない。
と思ってた矢先、上り坂で中切れ。
しかも前7、8人に同時に限界がきたようで、1人1人バラけて、切れてしまった。
慌てて集団を少し追ったがどこに集団の最後があるのかわからなかった。
心肺機能的にはまだいけたが、すでに足は攣りそうになってた。
今の力ではこれが限界だったのかも。

13〜22周目。
ラップタイムは8〜9分。
ここからはほとんど単独。
長い単独走行で集団にラップされるタイミングで集団に乗っかる力もなくなっていた。
足がもう限界で少しでも力を入れると足が攣ってしまいそうな状態で走り続ける。
22周目の100km地点で、2時間45分をメドにしていたが、2、3分過ぎてしまいそうなった。
そのホームストレートで、右足が完全に攣った。
乗鞍でも両足が攣ったが、その比ではない。
ゆっくり足をまわすことでなんとかしようと思ったが、なんともならない。
やばいこのままだと倒れてしまうと判断して、左のコース脇に寄り、自転車を降りた。
屈伸でなんとかしようにも、右足が伸びきって、なんともならない。
もう足をまわすことができない状態になっている。
何もできないので、しばらく呆然と立ち尽くす。
後ろから来た人たちにはどんどん抜かれて行く。
苦労して抜いてきたのに。
ここまで足が動かないので、リタイヤも頭をよぎった。
しばらく足を休めると、少し曲がるようになってくれた。
再び自転車に乗り、レースに復帰。
結局100km時点では2時間52分くらいになってしまっただろうか。
残念すぎる。

22〜33周目。
ラップタイムは9分30秒前後。
完全に修行のような状態。
指はしびれて動きにくい。
首は上を向いているので、痛くなってしまっている。
もうボロボロ。
これが150kmなのだ。
なんとかゴールする。
タイムは4:35:05.312。

もっと練習しなくてはダメだという事を痛感できたレースでした。

tangoさん、GIOSさん、kobayは満足いくレースができたようでした。
私と王子は課題が見えたレースだったと思います。