メディオフォンド蒜山ステージ

メディオフォンド蒜山ステージに参加してきました。

参加者は100名を越える。

睡眠時間は5時間くらいは取れたと思います。
家の出発時間は親父の指示により、5時出発。
8時到着を目指します。
私はどう考えても、1時間30分くらいで着くと思っていましたが。

いきなりのトラブル。
一緒に参加する稲ドンのエスティマで行くつもりだったのに、
集合場所に稲ドンは自走でやってきました。。。^^;
自転車3台と3人で行ける車はエスティマしかありません。
慌てて、ウチの車で一緒にエスティマを取りに行きました。
これで45分のロス。

それでも15分で吉備SAから6時すぎに高速に乗り、
7時15分くらいには蒜山SAに着きました。
受付開始が8時からなので、SAで食事。
会場には予定通りに到着しました。

親父の設定した早すぎる集合時間のおかげで、
車を持ってきていないというミスがあったにもかかわらず奇跡的に間に合っています。

初めてのメディオフォンドへの参加ですが、
途中に補給所があり、食料、飲み物の補給が可能なようです。
交通規制なども行っておらず、交通ルールを遵守した通常のサイクリングと同じです。
そのためエントリー費も2500円と格安です。

さっそく着替えを済ませ、自転車の準備を行います。
受付時間から、スタートまでの時間が意外に短く、受付を済ませると、
すぐにスタート場所へ移動となりました。

蒜山高原を50km走ります。

ヒルクライム区間7kmはタイムを測定し、上位5名は賞品がもらえるそうです。
この区間だけは真面目に走り、あとは稲ドンと親父と一緒に走ろうと思っていました。

4グループに分かれてのスタートです。
チーム毎にまとめて分けられているようで、私達は第2グループでした。

スタートしていきなり坂です。
ヒルクライム区間までのんびり走ろうと思い、親父のペースに合わせてのんびり走りました。
14km/h程度。
稲ドンとしゃべりながら走る。
1.5kmくらい走ったでしょうか。
稲ドンから衝撃の言葉が。。。
「たぶんここがヒルクライム区間だと思うよ。」

えっ・・・
すでにだいぶ時間が経ってしまった。orz

慌てて本気モードに切り替えて、突っ走ります。
さすがに3〜5分遅れのスタートの第3グループの先頭にまでは抜かれていませんでしたが、
第2グループのビリにいました。

勾配がそれほどキツくないこともあり、ガンガン飛ばします。
下ハンを持って、上っていきます。
第2グループの人をかなり抜き、途中からは第1グループの遅い人も抜いていきました。
が、どこに第2グループの先頭がいるのかすら、わかりません。

まったくわからないまま、ゴール。
タイムは20分くらい。
こりゃあさすがにダメだ。

しかしゴール後、まわりの会話が聞こえてくるのを聞いていると、
20分でもそこそこ良いところには行けそうな感じです。
あるグループでは1位の人のタイムが20分くらいだったそうです。

まあまったく納得がいかないので、50kmを走った後、
ヒルクライム区間だけ、もう1回タイムアタックしてやろうと思いました。

稲ドンは26分くらいでゴール。
親父はちゃんと覚えてませんが、35,6分で無事にゴール。
歩くことはなかったそうです。
素晴らしい!!

ヒルクライム区間が終了後、しばし休憩。
かなり休憩をとった後、再びスタートしました。
ここが一番長い休憩でした。
残り43km。

まだ上りは続きます。
親父を先頭に、私、稲ドンと続きます。
親父は快調に飛ばします。
自転車が良くなったせいか、練習の成果のせいか、コンパクトクランクのせいか、
坂道もクルクルまわせています。
それにはビックリ。
62歳とは思えません。

それにしても天気が良かった。
しかも高原のせいで涼しい。
景色は最高。
道も綺麗で走りやすい。
蒜山高原は自転車で走るには本当に素晴らしいところです。

10km地点からは下り区間に突入します。
ここからおよそ15kmは下りです。
ここでも親父が先頭で3人、縦に続く感じで走ります。

下に行くと、徐々に気温が高く感じるようになってきました。
そして25km地点からは平坦区間になります。
親父は下ハンを持ってガンガン飛ばします。
メーターを見ると、36km/h。
確かに走りやすくて、気持ちいいのですが、後半にまた上りが控えているので、
注意しますが、一向に聞く耳をもちません。
特に前に女、年寄りが見えると、一気に抜いていきます。
まあ本人が年寄りなのですが。。。

30kmすぎ、ここから再び上りになります。
平均勾配3%を4kmほど行くと、最初の補給所があるはずです。
しかしここでついに親父の足が売り切れました。
一気にペースダウン。
あまりのペースダウンに、ゆっくり進んでもどんどん1人で遅れていきます。

稲ドンはしっかりついてきているので、
様子を見ながら稲ドンがついてこれるギリギリのペースで走る事にします。
おそらくパワーメーターで150ワットくらい。

そして補給所に辿り着きました。
しかしここであんな悲劇が待っていようとは。

私達がそこに辿り着いたのは100名のうち、かなり最後の方でした。
おそらく80番くらい。
その補給所は80名によって、食い荒らされた後だったのです。
飲み物はありませんでした。
あったのはわずかなフルーツポンチと大量のパンのみ。

フラフラで辿り着いても、飲みはない状況でした。
これには参加者が大荒れ。^^;
確かに場所的にも気温的にも熱く、一番飲み物が必要な補給所だったのですが。
そこを担当していたおばさんは謝りっぱなし。
お手伝いをしている子供も黙ってしまっています。

最年長参加者の72歳のじいさんも
「遅い人の方が死にそうになって、補給を必要としているんだ。」と、おばさんに力説しています。
確かに説得力はあります。^^;
「4km先の補給所にはまだ飲み物がありますから。」と言っていましたが・・・

ペットボトルのドリンクなどを用意していたそうですが、
早く来た人が飲むだけでなく、ボトルにまで大量に入れていったため、
すぐになくなってしまったそうです。
残念。。。

私達もわずかな飲み物を分け合い、再びスタート。
ここから4kmの平均勾配は7%弱ありました。
どおりでゆっくり上っていても、きついわけです。
親父は上ってこれるのでしょうか?

稲ドンも途中で切れてしまいました。
とりあえず峠の上の補給所まで辿り着きました。
ここの補給所は飲み水がありました。
またプラムや冷凍プリン、冷凍ゼリーがありました。
これで復活。

稲ドンも無事にやってきました。

親父はなかなかやってきません。
そして姿が見えたときは歩いていました。。。
まあしょうがないでしょう。
もうフラフラです。

あと10km。
もう下りと平坦だけです。
最後の力を振り絞って、スタート。
下りになると、親父は速いですが、もはや平坦でもめちゃくちゃ遅くなっています。
平坦な道を10km/h以下で進みます。

そして、スタートして、4時間。
なんとかゴールに辿り着きました。

ヒルクライム区間のリザルトは20分04秒でした。
優勝のタイムは17分11秒。
5位のタイムは20分00秒。

親父は休憩している間に、稲ドンともう1本ヒルクライム区間を走ることにしました。
結果は17分31秒。
距離が短かったせいか、疲れていた割には気持ちは切れないで、走りきれました。
優勝できていたかどうかはわかりません。
疲れはありましたが、コースがわかっていたので、うまく走れた気はしてます。

稲ドンは28分くらい。
最初のタイムより2分くらい遅れました。
それでも50km走った後で、2分遅れで走れているのは素晴らしい。
今後もちゃんと練習をしてくれることを期待します。

昨日のヒルクライムレースも素晴らしかったけど、今日のメディオフォンドも最高でした。
とても良い連休を過ごすことができました。
来年はオクサマを誘って、ぜひ両方とも参加したいです。