第23回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

結果です。

同じスタートの組では4番手でゴール。
前の組は全体的に速かったようで、クラスとしては13位に。

やっぱり悔しい。
来年こそ。


乗鞍のレースレポートです。

1:00に東京を出発し、5:00前に乗鞍着。
オクサマが中央道から間違えて河口湖方向に行ってしまった以外は、問題なし。
駐車場も無事確保できた。

天気は晴れ。
あいかわらず乗鞍の朝は寒い。
まだ少し早いので寝ようと思ったけど、興奮して寝れそうにないので、諦めて準備。
結局睡眠時間はほぼゼロ。
寝れないながらも体は横にしていたので、疲れていないとは思うけど。。。

6:00くらいにはスタートの場所取りが始まる。
スタート時間は8:10なのですが。。。
とりあえず最前列を確保。
鳥海で優勝したbicirosaさんも場所取りに来ていたので、ご挨拶。

今回は場所取りが必要なのはわかっていたので、バイクを2台持ってきた。
もう1台のバイクを使って、ローラーでアップを30分くらい。
心拍計がないので、よくわからないけど、とりあえず体が暖まる程度に軽めに。
今シーズンのレースを通して、時間がなくてアップが軽めになった時の方が結果がいい気がしていたので。

今回のポイントはバイクの軽量化を最優先したこと。
そのため、メーターがない。
さらには、ドリンクもない。
2箇所ある補給所でなんとかする。

チャンピオンクラスがスタートのために移動する頃には場所取りしていたバイクのところに移動したが、
それでも50分くらい待ち時間があった。
この50分を待っている間にすでにのどが渇いた。。。^^;

エントリーしたロードレーサー男子Cは429名が参加。
人数が多いため、2つに分かれて、スタートする。
ゴールタイムで競うことになる。
入賞は10名。
私は後のスタートの組。
チームCBから参加のヘリウムさん、タイムさん、王子も同じスタート組。
場所取りの関係で、以下のようなスタートポジション。
最前列・・・私
3列目くらい(30番手くらい)・・・王子
5列目くらい(5、60番手くらい)・・・ヘリウムさん、タイムさん

目標はもちろん入賞。
ゴールタイムで競うとはいえ、同じスタート組で3、4番手に入れば大丈夫だろうと考え、
順位を意識した走りをすることに。
メーターをつけていないので、タイムを狙おうにも、タイムがわからないし。

ようやくスタート。

最初に右に曲がったところで、優勝候補のチームARIのS木さんが飛び出す。
みんな知っているのか、誰も追わず。。。
集団の2、3番手を走る。
それでも結構なハイペース。
おかげで10分の経たないうちに、喉が渇いてしまった。
NOボトルは失敗だったなと思う。

たぶん集団は10数名。
何度か後ろを振り返り、タイムさんが集団にいることを確認できた。
集団の一番後ろのあたりだ。
一旦後ろに下がって、「集団の前にいた方がいいですよ」と言いに行こうと思ったが、
2番手から後ろに下がろうとすると、どうも2番手の場所がそのまま空いてしまって、
中切れになりそうで、下がれない。。。

そうこうしているうちに、BMCの人が1人でスルスルと集団から抜けていった。
まだ早い段階だったのと、1人ということで見送り。
で、集団は3位を争う集団に。
順位狙いで最低3,4位を考えていたので、ここまでは順当。

今度は第一CPの手前でシルベストの人が集団から抜け出した。
あっという間に集団との差が3,4m間が空いた。
これ以上、前に行かせてマズイと思い、差を詰める。
後ろは来ない。
2人で集団から飛び出した形になった。

少し走ったところで、第一CP。
ようやくドリンクの補給ができる。
ドリンクをもらいに行く。
ここでドリンクをもらいに行っている人が多くで、スピードが減速してしまう。
シルベストの人は補給所をスルー。
差が一気に広がった。
で、後ろの集団にまた吸収される。

この辺りではまだ余裕があった。

第一CPを過ぎると、勾配はきつくなる。
シルベストの人も少しペースが落ちてきて、追いつく。
逆に集団はバラけて、崩壊した模様。
bicirosaさんもこの辺りはかなりきつそう。
ここでまたシルベストの人についていく形で2人で飛び出す形に。
第一CPまでは余裕を残していたつもりだったけど、やっぱりすぐにきつくなる。
シルベストの人も後ろに付きっぱなしの私を嫌がってか、
急勾配な箇所でペースを上げたり、人が密集している箇所で一気にペースを上げたりとかなり揺さぶる。
何度か切れそうになったけど、ぎりぎりガマンできている。

すぐにまたドリンクが欲しくなる。

しばらくシルベストの人と走っていると、背後から聞いたことある声が。
「右、行きます。」。
しばらくすると、bicirosaさんが後ろからやってきた。
ビックリした。
あんなにバテてたのに、まるでゾンビのように生き返った。。。^^;
生き返ったbicirosaさんは2人を一気に抜き去った。

このままでヤバイと思い、そんなに余裕もなかったけど、bicirosaさんに飛びついた。
余裕があると思っていたシルベストの人はついて来れなかった。

ようやく第二CP。
今度は置いて行かれないように、飛び出してドリンクをもらいに行く。
そのダッシュで、左足の脹脛がピキッと。
ドリンクの補給をこまめにできていないのが、ここに影響したみたい。

なんとかごまかしながら、bicirosaさんの後ろを走る。
足を伸ばして、ストレッチするも、ダメな感じ。
森林限界を超える4kmあたりで、
bicirosaさんの前がつまっていて、違うコース取りをした私がスルスルと前に出た。
今まで前をひいてもらって、詰まっている隙にアタックは卑怯だと思い、ペースは上げず。
ここからは私が前でbicirosaさんが後ろという形で走る。
やっぱり右足が軽く攣ったままの状態。

私の作戦としては、最後の最後の激坂でアタックする作戦。
2週間前に試走をしているので、コースはわかっている。
しかしあと1kmでbicirosaさんがアタック。
一気に加速した。
ヤバイと思い、追おうと力を入れたら、右足が悲鳴を上げた。
これ以上行ったら、完全に攣る。
ここでしょうがなく、足が攣らないで、耐えれるギリギリのペースに。
あっという間に50mくらい先に行かれてしまった。

そして、そのままゴール。

同じスタートの組としては4番手でゴール。
予定通り。
タイムは1時間7分後半くらい。
タイムは思っていたより遅かった。
昨年の入賞ラインは1時間6分台。
微妙だが、同じスタートの組で4番手なので、多少望みがあると思っていた。

タイムさんは1時間10分を切って、ゴールした。
ヘリウムさんは1時間20分を切れなかったようだ。それでも昨年のタイムより早くなった。
王子は去年より遅かったみたい。かなりガッカリしていた。

下山後、リザルトを見ると、13位でした。
入賞の10名のうち、前のスタート組が8名で後ろのスタート組が2名の入賞でした。
残念。

今回は軽量化を優先してとった作戦の2つが失敗に終わった。
メーターがなかったことでペースが遅いことに気づかなかった。
NOボトルのせいで苦しんだ。足が攣った。

とても悔しいが、試走のときのタイムよりは3分更新している。
これが今の力なのかもしれない。

そして来年が正念場だと思っている。
これまで毎年、6〜10分近くタイムを更新してきた。
まわりの人をのブログを見ると、
すごく練習している人でもこのあたりのタイムから更新するのが非常に難しくなっている。
この1年で伸びるか、伸びないかが分かれ目だ。
私は数年後チャンピオンクラスで勝負できるようになる男なのか、
それともこれからずっとクラス別で入賞を目指す男なのかの2つだ。
できれば前者でありたいと思っている。

また来年もタイムを5分以上更新したい。
来年はクラス別で入賞などを言わず、優勝を狙いたい。
そしてチャンピオンクラスへ。