第4回スポニチ塩原温泉ヒルクライムBS杯(ヒルクライムレース)

今日は7:00からヒルクライムレース。
コースは全長19.2km、標高差676mのコース。
前日のヒルクライムのコースにプラスして、12kmくらいの一般道が加わっている。
クラス毎の一斉スタート。

今日はAクラスで参加。Aクラスは赤帽子。

5時間睡眠で朝4:00起床。
前日ホテルの温泉で冷水と熱湯を交互に足に掛けたおかげか、足は完全復活。
12kmくらい平坦を走るので、そこがアップ代わりになりそうなので、
アップは軽めにローラー台で心拍を150くらいにして20分間まわす。

食欲が全然なくて、朝飯が食べれなくて困る。
しょうがないので、補給食でなんとかする。
ローラー台をしながら、パワーバー(217kcal)を食べる。
あとはカーボショッツ2本(234kcal)とトップテンを1/3(120kcal)くらい。

いよいよレーススタート。
Aクラスの6番手くらいでスタート。
Aクラスは20人くらい。
昨日のTTの上位選手をチェックする。
一番の要チェックは昨日約45秒差をつけられたゼッケン11番の竹芝の選手。
人数も少ないので、先頭はしばらくひくと、下がってくるという感じで前の方の人でまわす。
6番手くらいにいたので、私の先頭交代に参加。
先頭の時にあまり力を出しすぎないように注意しながら、
先頭をひくもやはり力を出しすぎてしまう。
JCRCの経験者の人の「まだ前半なんで、引きすぎないでいいですよ。」と教えてもらう。
心拍が190近くになってしまったので、真ん中あたりに下がって休憩。

集団内にいれば、きつくない感じでレースは展開。
片側一車線を走っているので、前にスタートしたクラスの選手を抜くときは声をかけながら走る。
そうこうしているうちに1分前にスタートしたSクラスの集団に追いついてしまう。
Aクラスの前の方の選手はSクラスを抜いてしまった。

ここでSクラスとAクラスが混ざってしまい、Aクラスが前と後ろに分裂してしまった。
私は後ろに。。。
ここで先導バイクが指導して?、Sクラスが前に、Aクラスが後ろに集団を分ける。
Aクラスの先頭がSクラスの先頭についてしまっているため、
Aクラスの先頭が疲れないようになってしまった。

このままヒルクライム区間に入ってしまうとヤバイなと思いながらも、
Aクラスの先頭と私までは多少距離の差がある。
私は12,3番手。
先頭がSクラスについてしまったため、先頭交代もなくなり前に出れなくなってしまった。

ヒルクライム区間に入る手前で、
今度はAクラスの1分後にスタートしたBクラスの集団が追いてきた。
Bクラスが右側から前に入ってきたので、さらにAクラスの先頭との差ができてしまった。

3クラスがごちゃまぜの状態でヒルクライム区間に突入。
落ちてくる選手を交わしながら、Aクラスの先頭が見えるポジションまで上がる。
先頭集団もクラス毎ではなく、3クラスが混ざった状態で形成される。

ヒルクライム区間に入ってからも、昨日より足に力が入るのがわかる。
調子は悪くない。
ただ先頭集団でのペースにあわせているので、心拍数が高い。
200を越えた。
ヤバイなと思いながらも、先頭から切れてしまうと追いつけなくなってしまうので、
ひたすらガマン。

途中でSクラス中心で先頭集団がペースアップ。
ここで距離が開いてしまう。
私は後ろの集団。
要チェックしていた11番の選手もこちらの集団にいたので、無理して追わない。
ただ前の集団にAクラス12番の選手が入っていた。
Sクラスと一緒に逃げられてしまったら・・・と心配していたら、
しばらくして、Sクラス中心の先頭集団から落ちてきた。
単独で前を走っているので、これは追いつける。
しばらくして集団で吸収。

残り2kmくらいで、Sクラス、Aクラス、Bクラスが混ざった第2集団は10人弱くらいまでに絞られた。
Aクラスは11番の選手、14番の選手と15番の私の3人がいる。
前日の順位も番号が若い順に良い。
11番の選手が先頭、14番の選手が11番の選手をぴったりマーク。
私はフラフラ追うという感じ。

残り2kmを切ってからはどこで勝負するかを考え、出来るだけ足を残そうとした。
急勾配区間を走り抜ける11番と14番の選手を後ろから見ていたら、
急勾配を抜けた後、疲れて失速気味になっている。
2人ともギリギリそうだ。

ラスト1kmの急勾配で、Bクラスのbicirosaさんがアタック。
鳥海、乗鞍と連敗中だ。
ここは追いたいが、Aクラスでの勝負があったので、ガマン。
一気に差が50mくらい開く。
2、300mくらいある勾配がキツイ区間が終わりかけるところで、
渾身のアタックをした。
残り6,700mだ。
11番、14番の選手はその前にあった急勾配区間が終わった時に
失速気味なったを考え、ここが勝負と判断した。

一気にスピードが乗った。
30km/hまで速度は上がる。
後ろを振り返る余裕はない。
目一杯踏む。
踏む、踏む、踏む。

残り200m。
ゴールが見えたところで振り返った。
後ろは見えない。
bicirosaさんはまだ前にいる。
差は縮まったがまだ20mくらいある。
たぶん少し失速した。
息が上がってしまった。
もう限界だった。
あと100m。
ゴールが近づいてくるが、キツイ。

キツイが、あと10秒ガマンと思って、踏んだ。
頭の中で数を数えながら。
これ以上追い込んだことはないくらい、追い込んだ。

そしてゴールに転がりこんだ。

やったー。
1位だ。

ガッツポーズをしようかと思ったけど、余裕はなかった。

ゴール後は倒れこんで、呼吸をした。
こんなに呼吸をしたこはないくらい、呼吸が荒かった。


2日目、ヒルクライムレースのリザルト。

2日目、山岳賞のリザルト。

2日間、Aクラスの総合成績。

総合での表彰式。
僅差で2位に。

2日目のヒルクライムレースの1位の賞品。
2日目のヒルクライムレースに関しては表彰式はナシ。
ガッカリ。。。