高石杯第45回関東地域自転車道路競争大会

高石杯第45回関東地域自転車道路競争大会、別名「関東ロード」。
このレースに完走すると、来年の全日本選手権の出場権を得る事ができます。
昨年は参加者が22名と少なく、狙い目?と思っていました。

4:50起床
5:30出発
6:00K川邸到着
9:30到着

体重

53.5kgくらい

天気


服装

薄手クラフトインナー、ウィンブレ、半袖、半パンジャージ

装備

  • AMANDA + DURA-ACE(F) + ZIPP303(R)
  • フロント:53-39
  • リア:12-25


アップ

1周6kmのコースを2周。
30分弱。

メモ

沖縄に向けて機材チェックという意味では雨のレースでも良いかなと思っていました。
レース機材で雨の中、練習する事はないですから。
タイヤをコンチネンタルのコンペティションに、ブレーキをゼログラビティに。
確認したかったのはブレーキの利き具合とタイヤのグリップ。
走ってみて、感触はわかったし、全然問題はナシ。
これで沖縄で雨が降っても、不安なくこの機材で走れる。


今、フロントが19Cで、リアが22C。
フロントを22Cにするかもしれないけど、今日問題なかったから悩み中。

レース

朝からずっと雨。
しかも群馬は寒い。
春先のレースでも苦しんだけど、寒いのは苦手。


エントリーリストを見ると、参加者は70名くらい。。。
並んでみるとまあ速そうな選手が多い。
目標を「先頭集団でレースをする」から「なんとか完走する」に切り替え。^^;
高校生はもっと多い。
この人数で走ると思うと不安だ。


レッドバルムのホット3を塗り捲ってウィンブレを半袖インナーの下に着たけど寒すぎる。


並びは「一般」、「高校生」で、同時スタート。
雨でウエットなので、下りのコーナーでは集団もかなり減速して走る。
走っていた位置は「一般」のお尻よりちょっと前で「高校生」より前。


1周目は集団も大きいので怖い。
と思っていたら、何のことはない緩いカーブで落車発生。
ガシャーン」と大きな音が。。。
たぶん「一般」と「高校生」の間あたり。
でもこれ以降は集団スリムになっていった事もあまり落車はなかった模様。


走っていても寒さのせいか調子が悪い。
スタート直後から足の裏が攣りそうで、攣らないような嫌な状態。特に左足。
寒さのせいか、シューズをきつく締めすぎたせいか?。
去年の塩原でもなった。
寒くなリ始めるとなるのか。


2周目。
下りのコーナーでは集団が長く伸びる。
一番Rのキツイ左コーナーを抜ける時が一番伸びきった状態。
そこでビヨーンと伸びて、なんとプチプチ切れてるではないかーーー。
まさか2周目でそんな事を起きるとは思っていなかった。
コーナー明けでしっかり踏めよーと思いながらブリッジしていくが、
集団のお尻に届きそうで届かない。
結局届かず。
オワタ・・・orz
まさかのこんなにすぐに集団から切れてしまうとは思わなかった。
期待もされ、レース前までは結構自信もあったのに。


高校生と2人で1周くらい走っていると高校生の大集団(20人くらい)が。
高校生と一緒に走る事(別クラスとの混走)はプライドが許さんと思ったが、そんな事を言える立場ではない。
完走条件はトップのゴールから10分以内にゴールする事。
まだ10周くらいあるので、かなり難しい状況。
寒さで思考回路が働かない。
高校生は大集団での駆け引きに入っている。
先頭は引きたくないようでペースが上がらない。
とりあえずこのペースじゃマズイと思って、先頭に出てペースアップを繰り返す。
体力を温存している場合じゃない。
完走に向けてギリギリまで行けるとこまで行かないとダメだ。
前回のクラブ対抗の脚きりの経験が役に立った。
その集団にいた一般の他2名も意図を感じ取ってくれたようでペースアップを交互に繰り返す。


こんな感じで数周回をこなす。
ポロポロと先頭から落ちてきた一般を集団に加えていく。
雨と寒さで身体はボロボロ、スピードとか心拍数とかパワーとか一切見る余裕はナシ。
A山ゴロー君を集団に吸収。
チェーントラブルで集団から遅れたよう。
これがデカかった。
もう集団のペースアップがきつくなってきた時だったので、
彼が集団のペースメイクをしてくれる。
彼は集団から抜け出して活性化を図ってペースアップするではなく、
先頭でジリジリと上げてペースメイクをする。
こういう走り方をするのも集団のペースアップにはいいのかと勉強になった。


さらには竹芝のK沼さん吸収。
どんどん走れる人が集まってくる。
2周目で切れた時は完走を諦めかけたが、まだギリギリ首の皮1枚つながっている。


しかし集団が大きくなった事でまた走りにくくなった。
疲れて思考回路が働かなくなり、ポジションを下げていた。
一番Rのキツイ左コーナー。
また中切れが起きてるではないか。。。
この時ほど自分のバカさ加減にあきれた事はない。
自分がコントロールしてた集団に遅れるなんて、あり得ないと思いっきり踏んだ。
最初から集団で走っていた一般の選手も同じ目に遭っていた。
二人でなんとか前に連結できた。
さすがに懲りた。
これ以降は常に前を心掛けた。
この猛省が下りでの恐怖心を払拭してくれた。
何度も下りを繰り返したせいもあって、どこまでは大丈夫という事がわかってきた。
ようやく下りもこなせるようになった。


10周を越えて、K川さんも前から落ちてきた。
まだ行ける。と伝えたかったが、うまく伝えることできなかった。
K川さんは僕らの集団を先頭集団を勘違いし、ラップされたと思って諦めてしまったよう。


高校生が11周でゴールし、残り2周。
この時には一般は10名以上いた。
これだけいたらペースを落とさず行ける。
なんとか先頭集団にラップされることなくゴールできた。
確信は出来なかったが、たぶん完走だ。


ゴール後は雨が降っているのに、座り込んで動く事ができなった。
最初から攣りかけた状態の足の裏のストッレチをしばらくする事で、
ようやく立ち上がれた。
こんなに過酷なレースはかつてない。
心身ともにボロボロ。
補給もする余裕がなかった。
2時間走って、ドリンクを200ml、羊羹を一口。
これじゃあダメだ。


お腹が痛く、吐き気もした。
帰宅後もご飯もまともに食べれない状態でおかゆをしてもらう。
シャワーで身体を暖め、4時間くらい寝たら、ようやく動けるまでに回復した。
なんでこんなになるまで、雨の寒い中、レースをするんだろうとつくづく思う。
それ以上に、ただ完走したという事実でとても満足している自分がいる。

ラップ

ラップ タイム 平均心拍数
1 9:59 181bpm
2 9:46 187bpm
3 10:24 185bpm
4 10:18 183bpm
5 10:13 181bpm
6 10:16 181bpm
7 10:12 178bpm
8 10:19 174bpm
9 10:10 179bpm
10 10:23 177bpm
11 10:21 175bpm
12 10:36 176bpm
13 10:54 176bpm

リザルト