飯南ヒルクライム 2009

今年も飯南ヒルクライムに参加してきました。
コースはこんな感じです。

ロードレース+ヒルクライムといった感じでしょうか?
飛行機移動なので、ローラー台は当然無いので、
実走でアップをします。
寝不足なので、5kmちょっと走ったくらいでやめておきました。

一般ロードBの参加者は50名ちょっとでした。
スタートは2列目。
昨年のチャンプの後ろをとりました。
チャンプは今年の中国ロードを制していたらしいので、
もちろん敵わないでしょうが。。。

スタートともに、チャンプが先頭でレースが展開されます。
みなさん、チャンプが強いのをご存知のようで、
早い段階でチャンプが独走し始めても追いません。
1kmあたり第2集団が形成されます。
10人くらいはいました。

上り口まではうまくローテーションをまわして、
ちょっとでもチャンプとの差を詰めたいところですが、
全然回りません。
しばらく引いた後にずっと集団の後ろにいたと思ったら、カウンターアタック。。。
それほどのキレがあるでもないので、
ちょっと前を走るだけになっています。
で、吸収。
元気があるならローテーションに入って、全体のペースをあげてほしいのですが。

アップダウンの多い前半で謎アタックが複数回行われました。
私はこの区間はペースを変えずに淡々と走りました。
それでも集団で上り口まで走れたので、だいぶラクができました。
去年は殺人的なペースで走られたので、集団が崩壊し、
この区間はほぼ独走を強いられたので。

第2集団はそのままの人数で6km過ぎの上り区間の突入。
集団内にいる去年3位のディスカバリーな人はなんとなく覚えていました。
ちなみに私は5位で差は1分40秒くらいありました。

上りに入ってからは、私とディスカバリーな人が集団を引っ張ります。
交代で上っていくと、後ろはどんどんリストラされていったようです。
しばらくすると、私もきつくなってきました。
交代を促されても、並走までしかできません。
そして並走で力を使ってしまい、脱落することに・・・
後ろを走っていた人にもかわされて、4位。
チャンプは圧倒的な速さで上っていったので見えません。

ディスカバリーな人が2位で淡々と上っていきます。
それを必死に追う福岡から来られた選手が少しあいて3位。
私がまた同じくらい空いて4位。
振り返ると、5位も同じくらいな間隔でいるのが確認できます。

ここから我慢勝負です。
しばらくこの均衡状態ままレースが進みました。

一番斜度が急になる残り3キロの応援の人達がいるあたり。
前を走る3位の人がやたらに後ろを振り返るようになりました。
バテてきて、差を気にし始めているようです。

少しずつ詰め寄り、残り2キロあたりで追いつきました。
背後にいた5位の人はこのペースアップで引き離しました。

作戦としては「背後について、呼吸を整えてから勝負に出る。」か、
「いっきに勝負に出て、引き離す。」だと思ったのですが、
3位の人は横にまわり、背後につきそうな気配がしました。(予想ですが。。。)

横にまわられたので、「背後につく」は選択肢から消えました。
「いっきに勝負も」結構足を使って、追いついたばかりだったので、
逆に背後につかれると思い、できませんでした。

で、結局背後につかれないように並走を選択しました。
残り2キロ。
これが一番正々堂々と勝負をしている感じがしたので。
それを感じ取ったのか、並走のままレースが進みます。
ガチンコ勝負です。
並走になったことで、駆け引きにならず、ペースが落ちなかったので、
5位は引き離せたと思います。
2位は全く見えないので、3位争いに絞りました。
残り1キロでもまだ並走。
で、平坦&下りが出てきたところで、私が前に。
背後につかれたかどうかはわかりません。
もうこうなったら、行くしかない。
平坦&下りが終わったら、最後上りです。
これが思った以上に長かったです・・・

最後の勝負の上りで、ギアを一番軽くして、上ってるつもりだったのに、
やけに重くてまわせないと思ったら、フロントがアウターでした・・・
これで完全に足が売り切れました。
インナーに落としても、売り切れた足ではどうにもなりませんでした。

最後は引き離されてしまい、4位でゴール。
ガチンコ勝負に負けました。
3位の人の方が粘りが強かったです。
タイムも去年より10秒くらい遅い結果でした。


ディスカバリーな人に聞くと、やはり去年より少しタイムは悪くなっていたそうで、
風が強かった影響があるみたいです。

とりあえず去年より弱くなっていないのを確信できたので、
ひと安心でした。

レース後は大量のメロンやトマトやバナナやすいかを頂きました。
昨年も思いましたが、本当に飯南町の方はたくさん歓迎してくださり、
参加してとても気持ちが良い、素晴らしい大会です。
東京からですが、また参加したいと思いました。