秋のひたちなか7

バイクナビグランプリの秋のひたちなか7時間エンデューロに参加してきました。
チームで7時間に参加です。

メンバーは以下の4人です。
・お腹がゴロゴロのエースさん
・ツールド北海道から自転車に乗っていないtimeさん
・鎖骨骨折から復帰したばかりのtangoさん
・私

私はというとレースで5時起きにもかかわらず、
オクサマが友達と飲んでいるところへ迎えにそのまま3時までつかまってしまいました。
「30分、お茶をしよう。」に騙されて、3時間お茶するはめに。。。^^;

前日までに立てた作戦はこれです。
最初の3時間は3時間エンデューロもあるので、
おそらく集団は形成されたままであることを考慮して、
エースが3時間を先頭でできるだけ貯金。
あとのメンバーでその貯金を死守。

当日、参加しているチームを確認すると、
今年のおきなわチャンプのチームが出ているではないですか。。。
市民200kmの25位の人も同じチームです。
このチームが本命??

ということで、徹底マーク。

おきなわチャンプが1時間ちょっとで交代のピットインをしたため、
エースも1周多く走ってピットイン。
貯金を作ってのピットインだったため、
交代の時間ロスがありましたが、timeさんはうまく7時間の先頭集団に乗れました。

しかしtimeさんは予定より2時間弱早めに交代となってしまいました。
アップなしだったため、かなり最初辛かったようです。
7時間の部の先頭集団から遅れたものの3分後の3時間の部の先頭集団で走りました。

ここで2時間経過時の途中経過が張り出されました。
トップ 〜2分40秒〜 2位 〜2分〜 3位集団 3チーム 〜3分〜 6位チーム
私たちのチームとおきなわチャンプのチームは同じ3位集団にいました。

timeさんが1時間30分走ったところで、再びエースに交代。
tangoさんと私が自分の出番の時間に合わせて食事等をしていたため、
エースに出てもらいました。
ここから2時間エースが走りました。
集団はほぼなくなっていて、単独での走行になっていました。

途中経過は2時間経過時以降は張り出されないので、
状況はわからなくなりました。

tangoさんに交代したときには、tangoさんは自分が今何位か、
争っているタイムの近いチームはどのチームかがわからない状況での出番となっていました。

tangoさんが走った後、残り1時間30分となったところで私の出番に。
あいかわらず状況は不明のまま。
私の交代のタイミングでおきなわチャンプのチームも交代を行い、
私たちより先にピットアウトしていきました。
これは私たちより前にいると考えられます。
tangoさんと交代して、おきなわチャンプのチームを追います。

相手チームの走者の走力を知るためにも、1周目は全開に近い速度で走りました。
1周後、ピットにいるメンバーに差を聞くと「2分。」と。
これは差が縮まっていない。。。
相手チームの走者の走力は同等かそれ以上だと考えられました。
2周目も2分の差を縮めるために、全開に近い速度で走りました。
2周後、ピットにいるメンバーに差を聞くと「差が広がっている。」と。
これは絶望的でした。
しかし諦めると一気に速度が落ちてしまいます。
持久戦で1時間30分で相手が後半落ちてくるのを願って、
イーブンペースで走ることにしました。

3周目から少しペースを落としながらも、
コーナーを減速しないでうまくクリアすることで周回のタイムを落とさないように走りました。

追っても、追っても、相手チームのジャージは見えてきません。
ずっと単独で追っています。
途中2時間経過時に上位にいたチームを抜いて一緒に行こうと誘いますが、
足が合わず交代することなく、離れていってしまいます。

途中、timeさんから「今のペースを維持。」という声が聞こえました。
??
どういうことかわかりませんでした。

残り40分。
プロが先頭で走る6人の集団を捕らえました。
プロが先頭固定でそんなに速くない速度の集団だったので、
一気に抜いて前に出ました。

微妙に差が開いたまま1周くらい走ったでしょうか。
あまり差が開かない状況が続いたので、集団に吸収されました。
これが勘違いでした。
私が一度抜いたプロの6人集団に合流したのではなく、
その後から追ってきたプロと別の人の速い集団に合流したのでした。

残り1時間の時点で私がトップで、2位のチームとの差が40秒でした。
その40秒をプロと一緒に縮めてきたチームと合流したのでした。

しかし私も縮めてきたチームもお互い状況がわかっていない状況です。

合流した時点では数名いましたが、
すぐにプロと私と2位のチームの3名になりました。
3人でローテーションをまわしながら、走ります。
ずっと単独で走っていたので、交代で走れるとかなりラクです。

この3チームで走っているときに、
ピットから「現在トップ、後ろとは40秒。」という声が聞こえました。
ここで初めて私はトップだということを知りました。
後ろと40秒ということはさっき3人になって、振り切った集団に2位がいると思ってしまいました。
実は一緒に走っている人が2位のチームなのに。。
プロの人も「逃げ切りましょう。」と声を掛けてくれます。
2位のチームの人も私が逃げ切るのを手伝ってくれる雰囲気。
私は2名に感謝しつつ、一緒に走ります。
「最後まで一緒に行きましょう。」と声を掛けながら、3人で走りました。

ラスト1周。
プロは「ここからは2人で勝負してください。」と、後ろに下がります。
私は優勝争いをしているつもりはないので、
ローテーションをまわします。
相手も同じ感じで交代をしてくれます。
最後、ゴールまで数百mの下りの直線。
ローテーションの順番的に私が前。

下りで交代するのもおかしいので、
私はそのままペースアップ。

逃げ切れるか、逃げ切れないか、ギリギリのところ。

さされました。

「さしちゃってすいません。」と謝られて、こっちが恐縮。


ゴール後に聞いてみると、優勝争いだったみたいです。
あれれれ??

結果は表彰式まで教えてもらえない。

そして、同タイム、写真判定の結果・・・・・2位ーーー。

残念。

まあとても楽しかったので、良かったです。
やはりチームでのレースはとても楽しいですね。