第3回全日本実業団ヒルクライム in 伊吹山ドライブウェイ

初めての実業団レースに参加してきました。

わかりにくいですが、建物の奥にガスに隠れた伊吹山があります。

ER1組目で33:20の7位でした。
公式リザルト。
http://www.jbcf.jp/docs/info/racerlist_ibukiyama2010_er1.pdf
6位までが入賞で、賞金が出たみたいです。
知らなかったーー。
3位までかと思ってたーーー。
と、あいかわらずちゃんと要綱を調べてません。。。


追加レポート

当日は6時半起きで睡眠時間は5時間半。
SKINSのおかげ?か、心配していた足の浮腫みもとれていました。
友人宅で朝食におにぎりをいただき、7時半に出発。
天気予報では曇りでしたが、朝から雨が降っていました。
60km程度の距離だったので、1時間もかからず着きました。
関が原に着く頃には少し晴れ間ものぞいたりしていました。

お昼からのレースなので、時間はたっぷりあります。
実業団レースはホビーレースに比べて、参加者数も少ないので、
トイレなど待ち時間が少ないのはとても良いです。

受付をしたり、監督会議に参加しても、時間が余ってしょうがないです。
レースが13時スタートなので、あまり早くからアップをしてもしょうがないですし。
11時過ぎてから、ローラーでアップ。
KINGは普段乗っていないし、ヒルクライムポジションで少しサドルを高めにしてあるので、
足をまわした時の違和感をなくすために、とりあえずローラーで慣らします。
20分くらい慣らしたところで、一度180拍/分くらいまで心拍を上げておきました。

比較的ギリギリまでアップをしていたので、準備は万端。
移動後のスタートの場所取りも2列目と成功。
エントリーリストでヒルクライムが強い事を知っているI本さんの近くの場所でもあります。
今日は初めて実業団ということで、
自分の力がどれくらい通用するかを確認するという位置づけのレースなので、
勝とうとしていない分、程よい緊張感。
条件は最高でした。

スタート。
距離が12kmに短縮になったせいか、いきなり物凄いスピードでレースが始まりました。
これヒルクライム?と思うほどのペースでした。
ビックリしましたが、先頭から10番手くらいで走っていきました。
実業団のすべての人がそうかはわかりませんが、ライン取りがかなり強引。
オイオイと思う事が何度かありましたが、初参加なので何も言わずラインを譲りました。

最初からしばらくの間は、集団に付いていくのがやっとのペースで、
人数は減らないし、ペースは一向に落ちないという地獄のような時間でした。
実業団、恐るべしと何度も思いました。
3回は今日はもうここでペースを落として、諦めてしまおうと思いました。

そのキツイ区間で1人、スルスルと集団から抜け出す選手が。
チェックしていたI本さんです。
やはり格が違うのが、集団も追えません。
もちろん私も追えません。
10mくらい差が開いたところで、2,3名の追走集団ができ、
集団から少し飛び出る形になりました。
距離にして2、3m。
それにつけない選手が集団の前にいます。
足のある選手が外からかわして、飛び乗ります。
ここで5名の集団ができました。

私は前を塞がれてしました。
外から交わして、5mほど離れてしまった追走集団に飛び乗る力がありませんでした。
後から考えると、ここがポイントだったと思います。
限界の状況でしたが、早い段階でもうひと踏ん張りがするべきでした。
まだ後ろにいる集団が大きいので、集団で追えると思ってしまいました。

前を塞いでいた選手が予想通りタレて落ちていき、
5人の追走集団を追おうとした時にはこちらが2人になっていました。
みんな、限界状態だったのですね。
サニーサイドのO村さんと2人でまわしながら、追いました。

5人が牽制状態に入れば、まだ追いつける可能性がある。
もしくはオーバーペースな状態の人が落ちてくる可能性がある。
これを信じて、2人で声を掛け合って、しばらく進みました。

しばらくすると、後ろからなるしまの選手が合流してきて3人になりました。
声を掛けて、一緒にまわします。
残念な事にここでサニーサイドのO村さんが落ちていきました。
また2人になってしまいました。

O村さんやなるしまの人と2人で追っている時ですが、
キツイはキツかたったのですが、ギリギリではなく多少余裕がある状態でした。
2人でそのペースで追った方が良いのか、
1人になるかもしれないけど少しペースを上げるべきか悩みました。
レースでは2人で追った方が効率的だと考えました。

なるしまの人やその後も1人、後ろから合流してくる選手がいたことを考えると、
ペースが遅かっただと思います。
その後、合流してきた人は1度まわした後にいなくなりました。
最後、なるしまの人とゴールまで一緒の展開になりました。
ローテの関係で残り500mを切ったところで、なるしまの人が前へ。
このまま最後に抜くことも考えましたが、どうも性格的に無理。
ということで、早めにローテを変わって、前に出ました。
残り200mの表示ではスパートしても持ちそうにないので、そのままのペースで。
残り100mでダンシングでスパート。
我ながらやっぱりだいぶ余力があったみたいでした。
ラストのスパートで勝つことはめずらしいんですが。。。

ということで、独走の1名+追走の5名を捕まえることなく、7位でフィニッシュでした。
レース自体は展開をいろいろ考えながら、走れたのでおもしろかったです。
すべて消極的な選択をしてしましましたが。

去年のような気持ちが切れてしまって、
レースにならない事がなかったのが良かったです。
ヒルクライムなら実業団ERでそこそこ戦える事と今年は状態が良い事の確認ができました。

コースも走りやすく、17kmのフルコースで走ってみたいと思いました。
来年も参加したいレースです。