飯南ヒルクライム2010

島根県の飯南ヒルクライム2010に参加してきました。
今年で4回目の大会で、私は2回から参加しています。

来年は参加を考えているのか、今年は親父も応援にやってきました。
ということで、私と両親で飯南まで行ってきました。


■朝
2:00起床
3:00出発
5:50到着

■体重
53.5kgくらいか

■服装
半袖CBジャージ、夏用CBレーパン
指きりグローブ

■装備
AMANDA+DURA-ACE
フロント:53−39
リア:12−27

■アップ
実走で13km40分。

■レース
参加メンバーをチェックすると、
昨年の1位の人は不参加、2位の人は上の年齢別に行きになっていました。
3位のK原さんと5位のM濃さんは参加されていました。
(4位は私。)

チェックしていたのはK原さんとM濃さん。
スタート前にお話させていただいたT尾さんはノーチェックでした。
T尾さんは裏磐梯でチームCBのエースと一緒に走った事があり、
スタートから数kmで置いていかれたと話していたので、力がわかりませんでした。
数kmついていっただけで、ある程度速い人だとはわかっていましたが。

最前列からのスタートです。
いきなりT尾さんがドーンと飛び出して行きました。

前半はアップダウンのあるコースなので、私は様子見。
周りの1人だけの逃げになったので、追おうとはしませんでした。
10人くらいの集団で、T尾さんを見えるくらいの距離で追う形。
K尾さん、M濃さんも集団にいました。
平坦、下りが得意ではない私は何度が先頭をひく程度。
協調体制がとれていないので、T尾さんにとっては有利な展開でしたが、
協調できないのは例年通りなので、気にしませんでした。
1人でアップダウンを走りきることで疲れて、上りで追いつけると考えていました。
上り口まで11:15くらい。
昨年は11:00くらいでした。

上りに入って、しばらくすると、集団は崩壊します。
これも例年通り。
上りに入ると、道が狭く、前のクラスの選手を抜く事になるので、
集団の前にいる事を心がけます。
2番手でしばらく走っていると、集団は崩壊して3名になっていました。
私とK原さんともう1名。
この展開は去年に似ています。
去年も1名が逃げて、3名で追い、最終的には3名がバラけて、私が4位でした。

今年は先導バイクが各クラスについていて、先頭との差を教えてくれました。
最初に聞いたのが「15秒差」。
この秒差でT尾さんの姿を見ることができました。
3名で追う事でじりじりと差を詰めていたと思われます。
まだ残りの距離が4km以上あったので、じっくりと追いつけば良いと考えました。

この後、私が先頭に出た時に2名と少し差ができました。
少し悩みましたが、3人で追うためにペースを落とす事をせず、
自分のペースで走る事にしました。

1人でT尾さんを追っていると、また先導バイクが先頭から降りてきて、
T尾さんとの差を「20秒」と教えてくれました。
少し差が広がっていました。
私のペースは落ちてなく、むしろ上がっているとはずなのに。
この時、少しだけ「あれっ?」と思いましたが、深く考えませんでした。
T尾さんはずっと1人で走っているから、
疲れてペースは落ちてくるはずだとまだ思っていました。
この後もずっと同じペースでじりじりT尾さんとの差を詰めているつもりでしたが、
一向にT尾さんの姿が見えませんでした。

逆に見えなくなっていたK原さんが後ろに見えるようになりました。
K原さんとは去年、ゴール前で競り負けています。
わずかな差で観客が応援している区間を通過しました。
2位でなんとか親の前を通過。
すぐ後ろにK原さん、M濃さん?が続けていたようです。

T尾さんが見えず、後ろから追い上げられている時点で、
私のペースが落ちていたようです。
ゴール前での競り合いにしたくなかったので、微妙にペースを上げました。
後ろに見えなくなったので、そのままのペースを維持。
一応ゴール前で追いつかれても、スプリントができるくらいの余力を残す程度で走りました。

結局、この微妙なペースアップが良かったようで、
後ろからは逃げ切り、36分11秒の2位でゴール。
昨年より30秒以上は速くなったので、まあ良しでしょう。

T尾さんとは1分近くも差が広がっていました。
K原さんはトラブルがあったようで、30秒遅れでM濃さんが3位でやってきました。

ゴール後、T尾さんにお話を聞くと、T尾さんは「15秒差」と聞いて、
後ろ姿を私たちに見せて油断をさせておいて、
コーナーで見えなくなるとペースアップして、一気に差を広げたそうです。
そうとは知らずに私はのんびり追っていました。
T尾さんは第1回大会の優勝者だったそうです。
要チェックでした。。。
でも逃げを容認しないで追っていても、地力で負けていたと思います。

小さな大会ですが飯南町の方がすばらしいサポートをしてくださるとても良い大会なので、
東京から毎年参加しています。
来年もぜひ参加したいと思います。
毎年、この大会で会うことできる強い人と競えることも楽しみの1つですし。


徐々に順位を上げているので、次回こそ優勝か。

第1回大会 不参加
第2回大会 5位
第3回大会 4位
第4回大会 2位